取り残された人々:

日本におけるシングルマザーの苦境

梗概

「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」について 本作品は映画監督ライオーン・マカヴォイと、プロデューサーの及川あゆ里、F.J.フォックス、ショーン・ジョーンズのチームによる、ドキュメンタリー作品です。 シングルマザーの苦境や日本における子どもの貧困問題について、素直に疑問として映像化したことで世界各国の映画祭で数々の賞を受賞。多くの映画祭で注目を集めたこの作品は、日本に22年在住するオーストラリア出身の男性監督ライオーン・マカヴォイが「日本の隠された真実」を描いた78分の長編ドキュメンタリー作品となる。

世界第4位の経済大国日本の中で起きている現実を、日本の社会、文化、歴史を様々な角度から深く掘り下げ、日本の隠された現実を外国人が感じる素直な「違和感」として映画化した作品となる。

先進国でありながら、日本の子どもの7人に1人、つまり日本の子ども全体の13.5%が貧困状態にある。しかしながら、「あなたの身の回りに貧困に苦しむシングルマザーがいますか?」この問いかけに、ほとんどの国民が「知りません。実際にはそれほど困っている人は少ないと思います。」と回答する。これこそが、隠された貧困なのである。

戦後、短期間で経済の急成長を遂げ豊かになった日本だからこそ起きてしまった「隠された貧困」。これをテーマに今まで描かれたことのなかったシングルマザーの苦悩を色々な角度から取材し、不平等な社会的背景の原因を紐解いてゆく。

「かわいそう」と同情してもらうために作られた作品ではなく、真実を正確に知ってもらうことを目的としている。今後どのように変わることができるのか、あなたの心に訴えかけ、世界に現状を伝えることで国家のあり方や社会的な支援のあり方、教育そのものを見つめ直す切っ掛けになることを願っている。

誰もが直面するかもしれない現実であり、現代、次世代を担う女性たちが「母として人として幸福に生きる」ことを学ぶ教材としても、多くの大学などから上映と講演の依頼が来るほど注目を集めている作品となった。

上映スケジュール

  • 2024年12月7日(土) ULTRA SUPER NEW アートスタジオ 東京 1日限定上映 19時より(満席)
  • 2024年12月15日(日)プリンス アカトキ ホテル ロンドン 1日限定上映 午後2時より
  • 2024年12月14日~12月20日 K's シネマ 一週間限定・1日2回上映
  • 1回目の上映:AM 10:00より
    2回目の上映:AM 11:50より
    チケット販売は3日前の午前0時から発売となります。
  • 2024年12月27日(金) 自由学園明日館 自主上映 10時30分~上映 池袋駅から徒歩5分
  • 2025年1月18日から2025年1月31(金)の2週間 東座・秀作上映(長野県塩尻市)

  • 市民会館、図書館や学校での上映会、あるいは劇場での映画上映を支援してくださるスポンサーを探しています。また、映画をより多くの方にご覧いただける良い方法をご存じの方は是非アイデアをいただけると幸いです。お問い合わせ宜しくお願い致します。

追加上映決定!

連日満席になっておりました「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」が新宿のK‘sシネマにて再上映が決定いたしました。一週間限定・1日2回上映。
シングルマザーは特別値段で1000円。劇場窓口で予約、当日窓口でシングルマザーであることを告げれば割引が適用される
お忙しいところ大変恐縮ですが、今後の若い世代のために重要な見逃す事のできないテーマですので、ぜひご来場頂ければ幸いです。



文部科学省選定作品になりました。

(文部科学省選定 一般非劇映画 青年・成人向き 令和6年2月26日) - ドキュメンタリー映画「取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境」が文部科学省の教育映像等審査で、文部科学省選定作品になりました。教育映像等審査は、教育上価値が高く、学校教育や社会教育に広く利用されることが適当と認められる作品を選定するものです。

ぜひ本作品をご覧ください!



宮古島国際映画祭ドキュメンタリー部門最優秀作品賞

宮古島 (2023年7月2日) - 横浜国際映画祭でのジャパンプレミアに続き、オーストラリア人監督ライオーン・マカヴォイの長編ドキュメンタリーデビュー作『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』が、沖縄で開催された宮古島国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました。

千葉ミハルとトウカちゃん

マカヴォイ監督のマイクパフォーマンス(横浜国際映画祭)


長編部門観客賞グランプリ受賞

神奈川県横須賀市 (2024年2月12日) - 3桁の応募総数の中から、皆様の応援のお陰で第3回石垣島湘南国際ドキュメンタリー映画祭の長編部門観客賞グランプリを受賞しました。

第3回石垣島湘南国際ドキュメンタリー映画祭

長編部門観客賞グランプリ


(NHK NEWS)豪出身の映画監督が見た “日本のシングルマザーの苦境”

オーストラリア出身のライオーン・マカヴォイ監督が当事者や専門家へのインタビューを通して、養育費を受け取っている割合が3割程度にとどまっていることや、男女や正規・非正規雇用の賃金格差への疑問、それに支援を受けることを“恥”だと感じているシングルマザーが多いことへの驚きなどを描いています。

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(AERA 2023年6月19日号)日本の母子家庭の苦しい実態を忖度なく描く 豪出身プロレスラー監督による異色ドキュメンタリー

「豊かな国ニッポン」で、なぜ? カメラを回したきっかけは、豪出身プロレスラーの驚きと憤りだった。監督のライオーン・マカヴォイさんは「この作品は日本人には絶対に作れなかった」と語る。

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(現代ビジネス)オーストラリア人が「日本のシングルマザー」困窮に漏らした、衝撃の感想…養育費はもらえず、「女手一つ」の“美談”が追い詰める

「日本では、苦しいと人に言うこと、支援を求めることを、恥だと考える傾向がとても強いのだと分かりました。とりわけ、一人で子どもを育てることになったのは自分の責任だとして、困窮は『しかたのないこと』と諦めるシングルマザーが多いのです」(マカヴォイ監督)

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ジャパンタイムズ新聞(英語)

マカヴォイ監督は、『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』が社会の問題への関心を高める一翼を担えるかもしれないと、謙遜しつつも意欲的に取り組んでいる。
ドキュメンタリーに登場する女性たちは多種多様だ。彼女たちの子供の年齢は幼児から青年までと幅広く、職種も契約社員、寺の住職、女優などさまざまだ。ほとんどが離婚している一方で、思いがけず妊娠が発覚し、自ら望んで独身を貫いている女性もいる。彼女たちに共通するのは、自分の価値と尊厳を持って生きたいという願いと、子供たちに安定した生活と明るい未来を与えるだけの経済的余裕を持っていたいという願いである。

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予告編を観る

監督について

日本在住オーストラリア人のフィルムメーカーをしています。日本の女性たちがどれほど大変な生活をしているのか、目の当たりにしました。私の映画が、現実を伝えることで、世界中の人々に気付きを与え、支援や行動のきっかけになることを願い、このドキュメンタリーを制作をしました。

一人で子供を育てるのは、どこに住んでいても大変だと思います。しかし、先進国の中で、ひとり親、(ひとり親はほとんど女性)多い日本では、最も不利な状況にあるのではないでしょうか。この映画が、日本のシングルペアレントだけでなく、世界中のシングルペアレントに必要な支援とサポートを提供できることを願っています。日本だけでなく、世界のシングルマザーの苦境の現状が注目されることで、人々に気付いてもらうことが可能となります。

出演者

撮影のために時間を割いてくださり、お話を聞かせてくださった素晴らしい方々に感謝いたします。

Miharu

Mayumi

Tetsuya

Harriet

Tomoko

Mai

Fumi

Kaori

Riku

Touka

Fu

Kai

Yoshinao

Greg

Yanfei

Akihiko

Robert

Jeff

Hidefumi

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